山梨県「県営水力FIT非化石証書を活用した脱炭素経営モデルの推進実証事業」に選定されました
当社はこの度、山梨県が公募した「県営水力FIT非化石証書を活用した脱炭素経営モデルの推進実証事業」に選定されました。
同事業は、山梨県企業局が、県営⽔⼒発電所に限定したFIT非化⽯証書を⼀般社団法⼈⽇本卸電⼒取引所(JEPX)から代理購⼊することで、企業活動に伴う電⼒消費により⽣じるCO2排出量を削減するとともに地域貢献等を実施する事業者を公募するものです。
当社の企画提案は、本社工場と同じ甲州市内に所在する、重川発電所および下釜口発電所が創出した環境価値分の非化石証書を購入し、同工場における購入電力の一部をカーボンオフセットすることにより、再生可能エネルギーの地産地消の拡大に寄与するものです。
証書の購入は、両発電所で合計約62万kWh相当分(一般家庭約150軒分の年間消費電力相当※1)とし、CO2削減効果は、約270tを予定しております※2。
また甲州市が運営する甲州市交流保養センター 「大菩薩の湯」に隣接している、重川発電所は、当社が愛称の公認を取得し、当社ホームページなどの各種メディアによる情報発信や、発電所見学会開催などを行うことで、地域との関係強化を目指します。
当社は2022年に「やまなしSDGs登録制度」第1期推進企業として登録されており、今年初めからは本社工場技術棟屋上において、約215kWの自家消費太陽光発電設備が稼働を始めるなど、再生可能エネルギーの活用を積極的に行っております。
今後も事業活動を通じて豊かな社会の実現に貢献することを目指すことによりSDGs目標達成に貢献してまいります。
※1 環境省「令和3年度家庭部門のCO2排出実態統計調査 資料編(確報値)」 1世帯当たりの消費電力量:4,175kWh
※2 2023年度東京電力排出原単位0.00431 t-CO2/kWh