「水素社会に向けた『やまなし燃料電池バレー』の創成」事業への参画について

 当社は山梨大学の発明特許に基づき、同大学との共同開発により PEFC(固体高分子形燃料電池)用の新型セパレータの開発に成功したことを2015年2月18日にお知らせいたしましたが、この度、同大学が主導し当社が参画する「水素社会に向けた『やまなし燃料電池バレー』の創成」事業が文部科学省の支援施策である平成29年度「地域イノベーション・エコシステム形成プログラム」に採択されましたことをお知らせいたします。補助事業期間は今年度から2021年度まで5年間、事業規模は約6億円となります。
この事業は山梨県との連携のもと、同大学の保持する世界でも有数の燃料電池の研究成果に県内企業の持つ製造技術を融合し、新たな燃料電池スタック及びシステムを創出し実用化及び量産化を図るものです。
当社がこの事業において担当しておりますガス拡散層一体型金属セパレータの研究は、低コスト化及び小型化を図る上での重要な要素の一つです。
当社は従来の事業で培った加工・量産及び品質管理の技術を提供し、早期の実用化を目指して取り組んでまいります。